目次
はじめに
こんにちは、コリアンダーなっちゃんです。本日は前回の記事の続き、抗酸化作用について詳しく解説していこうと思います。
抗酸化作用ってよく聞くけどわからない…どんないいことがあるの??と思う方は下にスクロール!!
活性酸素について

活性酸素とは、ほかの物質を酸化させる働きが大きい酸素です。人間は酸素を使って体内でエネルギーを得ていますが、この時に取り込んだ酸素の数%が活性酸素に変化すると言われています。
活性酸素は細菌やウイルスを酸化して撃退するなど体にとって良い働きも持っています。一方、活性酸素が過剰に発生すると正常な細胞も攻撃してしまいます。
活性酸素は体内の酵素によってある程度無毒化されますが、それも追いつかなくなると 免疫力の低下を引き起こし、がんや老化につながってしまうのです。
では活性酸素の攻撃を防ぐためにはどうしたらよいのでしょう。
下に続きます。
抗酸化物質とは
活性酸素に攻撃されるのを防ぐ役割を担っているのが、抗酸化物質です 。抗酸化物質には活性酸素の発生や働きを抑制したり、活性酸素そのものを取り除いたりする働きがあります。
活性酸素は細胞を酸化させる働きがありますが、その前に活性酸素自体を抗酸化物質によって酸化させることで、細胞の酸化を防ぐことができます。
では抗酸化物質にはどんな種類があるのかを見ていきましょう。
代表的な抗酸化物質
ポリフェノール
ポリフェノールはほとんどの植物に存在する苦みや色素の成分で、たくさんの種類があります。その中でも特に抗酸化作用が期待される成分を紹介します。()の中は、多く含まれる食品です。- アントシアニン(ブルーベリー、赤ワイン)
- イソフラボン(大豆)
- セサミン(ごま)
- カテキン(緑茶)
- クロロゲン酸(コーヒー)
- ルチン(そば)
- クルクミン(ウコン)

カロテノイド
カロテノイドは黄色や赤色の色素で、活性酸素の中でも特に毒性の強いヒドロキシラジカルを除去する作用もあります。カロテノイドは3種類あるのでさっそく紹介していきます。- α-カロテン(黄パプリカ)
- β-カロテン(人参、ホウレンソウ、ピーマン)
- リコピン(トマト、柿)

ビタミン
抗酸化作用のあるビタミンにはビタミンA、ビタミンC、ビタミンEがあります。ビタミンA β-カロテンとして食品中に多く含まれます。
ビタミンC 抗酸化作用が非常に強いですが、一度に大量に摂取しても余った分は排出されてしまうため、毎日摂取することが必要です。
ビタミンCは柑橘類、いもなどに多く含まれています。
ビタミンE 抗酸化作用とともに、脂質の酸化を防いで動脈硬化を予防する効果があります。ビタミンEはナッツ類やうなぎ、アボカドなどに多く含まれています。またビタミンEはビタミンA、Cと一緒に摂取すると効果がより大きくなります。
このようにビタミンには強い抗酸化作用があります。緑黄色野菜を効果的に摂取しましょう! ということで抗酸化物質を摂取するレシピを紹介します!!
抗酸化物質摂取レシピ
隠し味に!にんじんチキンカレー

市販のルーを使う場合とスパイスを使う場合で作り方を変えているのでチェックしてください!!
市販のカレールーを使う場合
野菜を炒めるときに人参のすりおろしを1本分(2人前)加える。
あとはいつも通り作る。
あとはいつも通り作る。
スパイスを使って作る場合
すりおろした人参1本(2人分)を、鶏肉200gにつけておく。
つけた人参は玉ねぎを炒めるときに一緒に加える。鶏肉は水を加えた後に入れる。
つけた人参は玉ねぎを炒めるときに一緒に加える。鶏肉は水を加えた後に入れる。
最後に
抗酸化作用についての説明、いかがでしたか?体内に備わっている抗酸化作用は、喫煙など生活習慣の悪化によっても弱まってしまうので、抗酸化物質を摂取するだけでなく、健康的な生活を送ることも意識していただきたいです。
ということで2回連続カレーとはあまり関係のない話題になってしまいましたが、ちょくちょくこのような生活に役立ちそうな記事は書いていきたいと思っています!
またカレーのレシピも見てくださいね◎
それではまた次回☺